10年越しの恋

この10年間、ずっと買い付けたいと思っていたタイプのお茶を、ついに買い付けることができました。ありそうでいて、なかなか出会うことの出来ない紅茶。それは、長熟のワインがもつ、オーク樽の樽香を湛えるダージリンです。

今シーズンはこれに出会えるのではないかと思い、シーズン初めからずっと狙っていました。喜びもひとしおです。

これのおかげで、これから1年間の日々の小さな幸せが最低ひとつ確保できました。とはいうものの、まだいくつか探したい紅茶があるので、それを求めて最善を尽くしたいと思います。

なお、ニルギリは本日ようやく買い付けが終了しました。ここまでずれ込むのは初めてですが、粘った甲斐がありました。こちらも納得のいくラインナップが出来上がったと自負しております。

産地の息吹 | - | trackbacks (0)2010.03.31 Wednesday

ダージリンファーストフラッシュ 第二報

ダージリンファーストフラッシュの買い付けは、いよいよハイライトに突入と言ったところです。

当初は、数量は少ないものの、質的にはとてもよい年になるのではと期待していたのですが、今のところそこまですごいことにはなっていません。さりとて、悪いというわけでもないので、引き続きしっかりとよいものを選び抜くべく、頑張っていきたいと思います。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2010.03.28 Sunday

ダージリンファーストフラッシュ

そろそろ、ダージリンファーストフラッシュの買い付けが本番を迎えつつあります。今年はだいぶ乾燥しているようで、収穫量は例年の半分ぐらいという情報も入ってきていますが、香りそのものはよくなりそうな気配です。

私どものような小さな店では、全体の収穫量がどうこうと言うのはあまり問題にならず、ほんのいくつか、素晴らしい紅茶を見つけることが出来ればそれで満足です。その意味では、決して悪い傾向ではないと考えています。

収穫量が少ないとなると、取引価格も高めで推移するということになるのが一般論ですが、今年は昨年までよりも為替レートがよいので、最終的にお客様のお手元にお届けする価格には、さしたる影響を与えないのではないかと楽観しています。腰をすえて、よいお茶を選び抜きたいと思っています。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2010.03.20 Saturday

春の紅茶近況

先週ぐらいから、各産地からのサンプルが続々と届いています。作柄がよさそうに見えるのはヌワラエリヤです。おいしいと感じる香りのよいお茶が、いくつもの農園で産出されているようです。ディンブラは、まだこれからのようです。

ダージリンは、遅れてはいるものの品質はまずまずの様子です。
本番はこれからですが、今のところ期待を抱かせるサンプルが届いています。

ニルギリは、着々と買い付けを進めています。
この調子であれば、今年もご満足いただけるラインナップが揃えられそうです。

桜が咲くとなんとなく落ち着かない気分になるものですが、今年は紅茶の買い付けも重なってさらにあわただしさを増すかもしれません。ただ、どこも不作ではなさそうなので、楽しんで買付を進めたいと思います。

産地の息吹 | - | trackbacks (0)2010.03.16 Tuesday

ニルギリ続報

ピーククオリティの収穫が大幅に遅れ、作柄が懸念されていたニルギリですが、ようやく入荷が決まりました。春を寿ぐお茶にふさわしい香りの、鮮やかな色合いのお茶です。

おそらくご紹介できるのは、3月末ごろでしょうか。今しばらくお待ちください。

産地の息吹 > ニルギリ | - | trackbacks (0)2010.03.05 Friday

ジークレフがCNNで紹介されました

とてもうれしいことに、ジークレフがCNNで紹介されました。
英文ではありますが、ご興味のおありの方はどうぞご一読ください。

Black tea's revival at G Clef
http://www.cnngo.com/tokyo/drink/darjeeling-limited-tea-market-g-clef-751512

お店からのご案内 | - | trackbacks (0)2010.02.26 Friday

春の便り

■ここのところ、日本でもぐっと暖かくなってきました。ジークレフでも、各産地とやりとりを重ね、春の旬の紅茶の状況を探っているところです。

■例年最も早く入荷するのはニルギリ。この産地は、12-1月にピーククオリティを迎えることが多く、それゆえに2月か3月にはご紹介しています。しかし、今年は状況が異なるようで、中々冬の寒さが訪れず、12月から各農園にサンプルを依頼しているのですが、まだほとんど届きません。わずかに届いたサンプルからは、産地から上がってきたレポートどおり、まだまだこれからといった状況が見て取れます。

■とはいうものの、今週に入って、複数の農園からよいお茶ができたという連絡が入ってきました。テイスティング自体は来月にずれ込むと思いますが、期待したいと思っています。

■ディンブラ、ヌワラエリヤはまだまだこれからです。そろそろ産地ではよいものができ始めている頃だと思いますが、ヌワラエリヤのペドロ農園からは、まだもう少し待ってほしいというメールが届きました。同じく、少し遅れているのだと思います。

■もし、冬の寒さが訪れないということであれば、ニルギリなどにとっては思わしくない状況ですが、ダージリンでも同じ状況だとすればそれは悪いことではありません。ファーストフラッシュの生産時期が早まるからです。

■急速に気温が上がってしまっては困るのですが、うまく適温、適度な時期の降雨が保てれば、却って豊作となる可能性もあります。こればかりは、まだ始まっていないのでわかりませんが、去年を上回る出来栄えを期待したいところです。

産地の息吹 | - | trackbacks (0)2010.02.25 Thursday

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