今日は梅雨らしい蒸し暑い日になり…

今日は梅雨らしい蒸し暑い日になりましたね。
ジークレフの吉祥寺店では今日から新入荷の中国茶の一部、(特選茉莉花茶、特選鉄観音、特選龍井茶、黄印七子餅茶)の先行発売を開始しました。

午前中に試しに、新しい茉莉花茶をアイスティにしてみると、ジャスミンの花蜜のように甘やかな風味に仕上がりました。ちょうど今日の陽気にぴったりなので、手元において涼んでいます。

調子に乗って鉄観音でもやってみましたが、こちらはアイスティにしても鉄観音らしさ全開で、好みの分かれるところかも知れません。

お店からのご案内 > 中国茶・台湾茶 | - | -2004.06.26 Saturday

ジークレフでは今、店頭でアイステ…

ジークレフでは今、店頭でアイスティのテイスティングをはじめました。今年のおすすめは、ディンブラシーズナル(ロイノーン農園)。喉越しがよく、この季節にぴったりの清涼感です。

アッサムについてはようやく入荷が決定しました。ことしはメレン農園ですよ。昨年のマンガラムと双璧をなす、アッサム最高峰の農園です。

お店からのご案内 > 中国茶・台湾茶 | - | -2004.06.22 Tuesday

いよいよアイスティの季節到来です…

いよいよアイスティの季節到来ですが、ジークレフではミルクティの定番アッサムのセカンドフラッシュの選定のため、テイスティングを続けています。

アッサムはダージリンと違い、ファーストフラッシュのオーソドクスティはほとんど見かけることがありません。大抵の農園では、セカンドフラッシュの手前まではCTCをつくっているのです。

今年はダージリン同様雨が降り続き、なかなか思うような作柄とはなりませんが、それでもさすがにいくつかの名園は、風味豊かなセカンドフラッシュを目ざして精根込めて製茶を続けています。ジークレフでもいくつかの農園に狙いを定めてよい夏摘みを探しています。

よい紅茶を探すのも大変ですがよい紅茶をつくることほどではないでしょう。ただ、入荷は例年よりも遅れ、7月の終わりか8月になってしまいそうです。

産地の息吹 > アッサム | - | -2004.06.17 Thursday

[吉祥寺店臨時休業のお知らせ] …

吉祥寺店臨時休業のお知らせ

来る6月18日(金)ジークレフ吉祥寺店は、改装のため臨時休業とさせていただきます。お客様にはご不便をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

お店からのご案内 > その他の商品 | - | -2004.06.16 Wednesday

最近ジークレフでは、マハガストー…

最近ジークレフでは、マハガストータのヌワラエリヤで水出しのアイスティをつくるのが流行っています。朝出勤して、350ccの水と5g程度の茶葉をポットに入れて放置しておくと、ちょうどお昼休みの頃に美味しくなっているんです。

このヌワラエリヤ、ホットで淹れるとちょっとした水質の違いにより、さまざまな表情を見せるのですが、水出しのアイスティでは、安定してヌワラエリヤらしい滑らかな喉越しが楽しめます。その風味が、ちょうど蒸し暑い最近の天気にぴったりくる感じで、ついついつくってしまうんですよね。抽出中、冷蔵庫に入れておくことができるのもこのお茶の利点のひとつ。オフィスでもご家庭でも、簡単に出来ますよ。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | -2004.06.12 Saturday

北東モンスーンの東の端は、日本。…

北東モンスーンの東の端は、日本。南西モンスーンの西の端はダージリンのある西ベンガル州のあたりです。この両者の間にあるモンスーン気候に属する地域では、お茶のおいしくなる時期が概ね同じであるため、ジークレフでは「モンスーンの紅茶」というくくりで、ダージリン、アッサム、ネパール、中国紅茶を一緒くたにしています。(日本茶や中国茶も同じです。)

さて、今年は既に南西モンスーンがダージリン、アッサムに到達してしまいました。通常、ダージリンのセカンドフラッシュは5月の半ばから6月はじめ、アッサムのセカンドフラッシュはその2週間後というのが相場ですが、今年は例年よりも少々早かったということになります。

それだけならまだよいのですが、実質的にはその2週間以上前、5月15日ぐらいから毎日雨が降り続いていました。過去の茶飲み話を読み返してみると、ダージリンセカンドフラッシュの第一報が届いたのは5月13日でしたから、雨の影響を全く受けていないセカンドフラッシュは、ほんの僅かだったということになります。

しかし、事情はもう少し複雑です。ダージリンの農園の標高は、500m〜2000mに及びます。これはもう丘陵地域というか、ヒマラヤ山脈の中腹なわけです。とすれば、山の天気は極めて複雑ですから、局地的に雨の少ないところもあったかも知れません。山岳地帯で生活している方なら、比較的雨の降っていることが多いエリアとそうでないエリアが隣接しているケースをごらんになられたことがあるでしょうか。日本でも「雨境」なんていう地名が各地に残っています。

少なくとも雨は、一様に紅茶をスポイルしたわけではなく、影響を強く受けたところと、比較的軽微であったところとがあったはずです。また、品種によって雨に強いものと、そうでないものもあることでしょう。

いずれにせよもう結果は出ています。本当に幸いなことに、ジークレフは5月の早い段階のダージリンを確保できました。

ではアッサムはどうでしょうか?クオリティティを探すと言う立場からすると、事態は一層危機的です。ただ、アッサムに関しては、農園が2000もあるというのが救いかも知れません。こちらについては後日お知らせします。

産地の息吹 > ダージリン | - | -2004.06.06 Sunday

個人的な話で恐縮ですが、今日、自…

個人的な話で恐縮ですが、今日、自宅近くでカワセミを見ました。私は小金井市に住んでいるのですが、まだまだ東京の自然も捨てたものではありませんね。

ダージリンセカンドフラッシュについては、そろそろ終息に向かっているように思います。ちょっと早すぎるように思いますが、これだけ雨が続くとそういわざるを得ません。仮にこれから一週間ぐらい天気が持ち直したとしても、すぐにモンスーンシーズンに突入してしまうため、事態が好転するまでには至らないでしょう。とはいえ、市場にはまだよいものも残ってはいるようです。

一方、アッサムのセカンドフラッシュは、そろそろシーズン突入です。昨年のマンガラム農園の紅茶はすこぶる好評でしたので、今年もそれに比肩するものを探してみたいと思っています。

トリビア | - | -2004.06.02 Wednesday