明日の中秋の名月にあわせて、台湾の徐明鋒茶師から、中秋節のお菓子が送られてきました。日本だとおだんご飾りますが、台湾だと月餅が基本。ただし今回は、鳳梨酥（パイナップルケーキ）でした。

土鳳梨という台湾の味わいの濃いパイナップル餡に、通常の鳳梨酥よりも卵をたくさん入れて香ばしく焼き上げたこの中秋節鳳梨酥。味わいのバランスが絶品です。

しかも徐茶師のお嬢さんのかわいいお手紙つき。明日は彼の凍頂烏龍茶といっしょに名月を眺めながら頂くことにしようと思います。

今、台湾に来ています。昨日までこの島のあちこちを飛び回って、美味しくて志の高いお茶を探し回っていました。

今回の春茶は、昨年冬の豪華ラインナップにも劣らない、かなり充実した内容でご紹介できそうです。発売は五月中旬ごろを目指しています。今しばらくお待ちください。

いよいよ台湾茶の冬茶が今週末から発売となります。
今年の冬茶は、とてもよいお茶を入荷することが出来ました。

最も気に入っているもののひとつは、阿里山(石卓)の高山金萱茶です。
凍頂で最も熟練した茶師のひとりが長時間じっくりと火入れして仕上げたもので、このような最高水準の茶師の手掛ける手摘みの高山金萱茶としては、破格のお値段でご提供できる予定です。

このほかにも、台湾で初の有機JAS認証高山茶なども登場する予定です。
お楽しみに。

実は、今期は４月末に台湾に買い付けに行っておりました。狙いは高山茶、そして蜜香のお茶です。昨年ご好評をいただいた、葉茶師の阿里山(梅山)に加え、大禹嶺、梨山などのお茶を無事に入荷し、現在は、状態を見ながら、ひとつずつ発売準備を進めている段階です。

遅れているセイロンを除き、紅茶の入荷は今週でひと段落しますが、これから５月いっぱいは、かなりなボリュームの台湾茶入荷ラッシュとなります。台湾を代表する茶師の作品をたっぷりご堪能いただけるものと自負しております。どうぞお楽しみに。

ジークレフ本店では、明日より、凍頂烏龍茶 四季春の冬仔を発売します。
甘い香りと味わいの特徴的なこのお茶は、凍頂の林茶師が、お年賀用にと製茶したものを分けてもらったものです。

ご存知のとおり、台湾、中国では、陰暦で正月を祝います。このお茶も、そのころに熟成することを見越して製茶したもので、ちょうどこれからが飲み頃となります。

今年の正月は２月１４日。満開の梅の花を愛でながら味わうには、まさにもってこいのお茶といえるでしょう。

なお、オンラインストアでは、２月１２日の発売予定となります。
今しばらくお待ちください。

2010年の初荷は豪華な顔ぶれとなりました。

ダージリンからはタルボ農園のオータムナル。なんと、アセアン首脳会議でインド首相からの外交ギフトに使われたロットです。

そして、台湾茶は、阿里山高山茶の冬仔と、凍頂高山茶 番仔田。

冬仔は、冬茶の収穫のあとに、成長の止まった芽だけを摘んでつくられるとてもとても甘い香りの烏龍茶です。収穫量、生産量が極めて限られるため、台湾でも希少品でありなかなか入手することができない品物です。

もうひとつの凍頂高山茶は、凍頂の林茶師が、凍頂山系の高山で収穫した茶葉を使用し、伝統的な製法で４８時間もの間じっくりと焙煎を利かせた逸品です。こちらもその水準の高さとあわせ、入手困難なお茶です。

どのお茶も希少性だけではない、実を伴った珠玉のセレクションです。

なお高円寺店では、上記２種の高山茶にかわり、龍鳳峡(杉林渓)高山茶を高円寺店限定で販売します。こちらもみずみずしい香気を放つ清香の名作です。この週末は、ぜひ店舗へ足をお運びください。

2005年に一度ご紹介をさせていただいたキームンの最上級品「毫芽」が、久しぶりに入荷となります。毫芽は、キームンの芯芽の最も若く、柔らかい部分だけを集めた一品で、膨大な手間をかけて選りすぐられた紅茶といえます。

今期のものは、甘味がのり、とても豊かな余韻が特徴となります。
今週末には発売を開始します。どうぞお楽しみに。

なお、ご好評をいただいておりますダージリンセカンドフラッシュ７種セットにつきましては、９月３日の午後５時をもちまして、オンラインストアでの販売を終了させていただきます。ご購入をご検討の方は、お早目のご購入をお願いいたします。