スリランカから旬の…

スリランカから旬のウヴァのサンプルが届き始めました。

まだはしりなので、そこまで凝縮した香りのものは少ないですが、まずまずの出来といったところでしょうか。この調子で風味が増してくれればと思います。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2006.07.31 Monday

ダージリンのセカンドフラッシュについて…

ダージリンのセカンドフラッシュについては、ようやく半分入荷が終了しました。第三便の発売はお盆前、最終便は社内で熟成させてからの発売なので、9月か10月になろうかと思います。

グームティ農園のDJ-54も、もちろん熟成するタイプのセカンドフラッシュですが、熟成する前からすでにマスカテルなのがこのお茶のすごいところです。

なお、シーヨック農園の2005年セカンドフラッシュはオンラインストアでの発売は終了しましたが、吉祥寺店、高円寺店にはまだ若干(1kg)前後の在庫がございます。今すぐマスカットフレーバーを楽しみたい向きには、このお茶とキャッスルトン農園のマスカテルもオススメですよ。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2006.07.29 Saturday

農園名の読み方をどうするか…

農園名の読み方をどうするかは、簡単なようで難しい部分があります。例えば、ダージリンの名園"Thurbo"農園。英語の正しい発音に従えば「サーボ」となるところですが、多くの専門店では、「タルボ」と表記します。

インドでは"Th"の発音は"T"と同じになることと、"r"をしっかりと「ル」と発音するためですが、この呼び方に従うのであれば "Castleton"は、「カッスルトン」と表記するべきでしょうし、"Puttabong"は、パタボンと表記したほうがインド的な発音に近いはずです。

今回入荷した"Tumsong"農園についてもタムソン、タムサン、トンソンと3つの表記がみつかりました。アクセントは第一音節なので、他にタムスンという表記もありそうです。ただし「トンソン」は間違い。これは"Tongsong"農園という別のダージリン地区の農園と混同しているのでしょう。

"Phoobsering"もネットで検索したらフーシリン、プーブセリングという表記がみつかりました。"Ph"は、インドでも"P"の発音にはならず、"F"と同じ。ただし、"B"はサイレントではないので、インド式の発音では、正しくはフーブセリンあるいはフーブセリングとなるのですが、 "B"にアクセントがなく、とても軽く発音しているので、ジークレフではフーセリンとしました。

中国語の祁門も、キーマン、キームン、キーモンと表記が分かれますし、"Aislaby"もアイスレビーと書いたり、エズラビと書いたりします。

そろそろ、こうした産地名は統一したほうがよいのかも知れませんね。

トリビア | - | trackbacks (0)2006.07.26 Wednesday

本日発売予定だった…

本日発売予定だった2006 5Bフーセリン農園は、少々風味が落ち着くのを待って、後日発売とさせていただくこととしました。もうしばらく、お待ちくださいますようお願い申し上げます。

紅茶もビールやワイン同様、急激な気圧の変化によっていったん風味がなくなってしまうことがあります。空輸された紅茶は、たいていは一週間も寝かせばだいぶ香りが回復するのですが、今回のフーセリン農園のダージリンは梅雨前線の停滞の影響か、香りの回復が遅れているようなのです。

たった今淹れてみたところ、だいぶこの紅茶特有の個性が回復してきましたので、近日中にはご紹介できるかと思います。

なお、タムソン農園のダージリンも、同時にしたテイスティングでは、吉祥寺の水ではじめてマスカットフレーバーが観測されました。本当に楽しみなお茶です。

お店からのご案内 > 紅茶 | - | trackbacks (0)2006.07.25 Tuesday

今日からダージリンセカンドフラッシュが…

今日からダージリンセカンドフラッシュが発売となりました。
詳細はのちほどメールマガジンでご案内する予定です。

今年はもっともおいしいはずの時期に雨に降られてしまったため、難しい買い付けとなりましたが、結果として満足のいく買い付けができました。

ジークレフにおいては、「不作」ということばは、よいものがないことへの言い訳としては決して使いません。全体が不作であろうと、素晴らしいダージリンが皆無でない限り、それを買い付ければよいだけの話です。

不作の年こそ、テイスターの腕の見せ所。今年は豊作と報じた昨年を上回るほどおいしいダージリンを揃えることができました。
どうぞお楽しみに。

お店からのご案内 > 紅茶 | - | trackbacks (0)2006.07.25 Tuesday

昨日、ウヴァシーズンが…

昨日、ウヴァシーズンが遅れている旨お伝えしたばかりですが、どうやら少しずつ天候は改善されている様子です。今日産地から、8月上旬ごろから、シーズナルクオリティのものが出始めそうだという報告がありました。

一方、昨年入荷した販売中のショウランズ農園のウヴァは、いまだ風味がよく森のような清涼な香りを宿しており、ここのところまた人気が高まってきています。

実際、この時期にこれだけのウヴァが飲めるというのもなかなかないことでしょう。今年もこのショウランズ農園のものに負けない紅茶を探したいと思います。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2006.07.21 Friday

ダージリンの入荷準備の傍ら…

ダージリンの入荷準備の傍ら、ジークレフではいろいろなお茶のテイスティングを続けています。

ウヴァはだいぶ遅れている様子で、まだめぼしいものは見つかっていません。もっとも、9月に入ってからすばらしい物がオークションに出品される年もあるので、あせらずに腰を落ち着けていこうと思っています。

他の産地についても、難しい舵取りをせまられています。

一方、ダージリンの第一便については、昨日入庫しました。
まだ風味が落ち着くまで数日かかりますが、おいしいダージリンがしっかりと手元に届いてほっとしています。

お店からのご案内 > 紅茶 | - | trackbacks (0)2006.07.20 Thursday