スリランカの新茶入荷のご案内など

被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。今回の震災にあたり、
海外からも多数、気遣いと励ましのメールや電話を頂戴しました。ジー
クレフのスタッフも同じ気持ちで、被災地の皆様の安全と一刻も早い回
復を、スタッフ一同願って止みません。

さて、3/11に配信予定のメールマガジンは、一斉配信のため、被災地の
方も購読されていることが予想されるため、現在のところ配信を控えさ
せていただいております。つきましては、この場にてアップさせていた
だきたいと思います。スリランカの新茶の入荷のご案内と、二重抽出に
ついての内容となっております。

なお、ジークレフでは、昨12日を震災のため臨時休業とさせていただき
ましたが、本日より営業を再開させていただきます。皆様のお越しをお
待ち申し上げております。


♪[Notes] from G clef★━━━━━━━━━━━━━━━★2011.03.11

Notes from G clef
A spoonful of fresh tea leaf brings you favorite time of relief.

http://www.gclef.co.jp/ ★━━━━━━━━━━━━━━━★vol.198

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★目次★ ☆彡
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1)ディンブラ・ヌワラエリヤシーズナル入荷しました。
・のど越しのよいワルトリム農園のディンブラ
・青々しさと花の香りを併せ持つヌワラエリヤ

2)二重抽出法について
3)購読中止、アドレス変更の仕方
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◆◆◆◆ディンブラ・ヌワラエリヤシーズナル入荷しました◆◆◆◆◆
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■3月に入り、日に日に暖かさを増してきましたね。ジークレフでも春
の紅茶の初荷が入荷しました。ディンブラ、ヌワラエリヤシーズナル。
スリランカの紅茶です。

■今年のスリランカは、比較的早めに好天に恵まれ12月後半には香りの
よいものが採れ始めました。今回入荷したものも1月の半ばに製茶された
ものですが、香りは上々で、ここ数年に入荷したセイロン茶の中でもか
なり気に入っています。

■それではさっそくご紹介させていただきましょう。


━━━━━★のど越しのよいワルトリム農園のディンブラ★━━━━━

■ディンブラは、ここ10年ぐらいの間で、だいぶ作りのトレンドが変わ
り、従来ののど越しの良い滑らかなディンブラは、昨年などは皆無でし
た。しかし、今年は懐かしいあののど越し、そして甘い花の香りを湛え
るディンブラを抑えることが出来ました。それが今回入荷したワルトリ
ム農園のディンブラです。

■ワルトリム農園は、ディンブラの中心地、ハットン、マタケレーから
ヌワラエリヤへと抜ける道沿いに立地する農園で、その敷地面積は578
ヘクタールと広大です。578ヘクタールという数字がどのくらいの広さ
を意味するのか、ぱっとイメージできる人は多くはないと思いますが、
凍頂山の山上の凍頂烏龍茶の耕地面積が30ヘクタールと言えば、如何に
広いかがお分かり頂けるかもしれません。

■今回入荷したお茶は、BOPタイプ。茶葉の大きさはかなり細か目です。
茶液の色は美しい緋色で、花のような甘い香りを湛えています。私のイ
メージするディンブラらしいディンブラの香りは、ちょうど製茶工場、
それもどこの地域と特定するわけではなく、どこの製茶工場に行っても
季節になると漂う、あの甘い香りをふんだんに湛える香りなのですが、
今回のワルトリム農園のディンブラはまさしくその「製茶工場の香り」
そのものを湛えています。こういうディンブラは、私にとって理想的
であり、なおかつ近年得難くなっているお茶ですが、久しぶりにまた、
この香りの紅茶を皆様にお届けできると思うと、嬉しくてたまりません。
このお茶は、そういうお茶です。

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■ディンブラシーズナル ワルトリム農園 BOP

リーフ 50g袋 \756-(2個〜5個お買い上げで 1個\605)
リーフ 50g缶 \966-
リーフ 10g袋 \231-
ティーバッグ10ヶ缶 \682-
ティーバッグ10ヶ袋 \472-

製茶工場の香りそのものを湛える懐かしい味わいのディンブラです。
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お買い求めは下記のページから           ☆彡
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━━━━━★青々しさと花の香りを併せ持つヌワラエリヤ★━━━━━

■ヌワラエリヤは、今年もまたペドロ農園のマハガストータクオリティ
を入荷しました。ペドロ農園は、ラバーズリープクオリティ、マハガス
トータクオリティというふたつのラインを世に送り出しているスリラン
カきっての名園で、その設備の先進性、経営の堅牢さ(ISO9001やHACCP
なども早々と取得しています)、製茶技術の確かさなど、あらゆる面で
他の追随を許さないトップガーデンという事ができるでしょう。

■ヌワラエリヤに関しては、例年割合早い時期に素晴らしいクオリティ
のものを産出することが多いのですが、今年もそのご他聞にもれずで、
12月には香りのよい紅茶をいくつも産していました。今回入荷したのは、
1月に入って製茶されたもので、常春の地と呼ばれるヌワラエリヤの春
の香りをふんだんに湛える名品と言えます。

■ヌワラエリヤもまた、ディンブラ同様、ここのところでだいぶ産地の
アイデンティティがシフトしてきたように思います。以前は夏草のよう
な青々しさを前面に押し出した紅茶が主流であり、最上級とされたもの
ですが、ここ数年のつくりを見ていると、若干の萎凋香を引出し、花の
香りや果実の香りをほのかに感じさせるものが少しずつ増えてきている
ように思います。そして、そういう甘い香りをニュアンスとして湛える
お茶には、他にはない独自の価値があるように思われます。

■今回入荷した紅茶も、そうした甘い香りを湛えるお茶で、ふんわりと
した花の香りに思わず顔がほころんでしまいそうになります。夏場はア
イスティでも美味しいですが、まずはもちろんストレートで召し上がっ
てください。そうすれば、この農園の志の高さと茶葉への愛情がしみじ
み感じられると思います。

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■ヌワラエリヤシーズナル マハガストータクオリティ FBOP

リーフ 50g袋 \756-(2個〜5個お買い上げで 1個\605)
リーフ 50g缶 \966-
リーフ 10g袋 \231-
ティーバッグ10ヶ缶 \682-
ティーバッグ10ヶ袋 \472-

甘い花の香りと清涼感を併せ持つ、香りのよいヌワラエリヤです。
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お買い求めは下記のページから           ☆彡
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆二重抽出法について◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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■先日発表させていただいた二重抽出法、各方面から反響をいただいて
おります。今回は、前回ご紹介した淹れ方からもう一歩踏み込んで、実
際に試された方向けに、二重抽出の楽しみ方についてあれこれと書いて
みたいと思います。

■何人かのお客様からは、「実際にやってみたが美味しくはいらない」
と いうお問い合わせをいただきました。伺ってみると、そのうちの多
くはBOPやより小さい葉のもの試されているとのこと。BOPFやDustなど、
葉がより細かくて渋みの強いものでは少々抽出時間を変えていただいた
方がよいかも知れません。ちなみに、今回入荷したディンブラは、1煎
目10秒、2煎目20秒が、今のところ一番美味しくはいりました。ヌワラ
エリヤは、1煎目20秒、2煎目40秒です。

■最初のメールマガジンやリーフレットでは、説明をわかりやすくする
ため1煎目30秒、2煎目30秒と明記しましたが、実際は二重抽出は、こ
の1煎目と2煎目の時間のバランスを変えて、好みの味に仕上げること
ができるというのが、大きなメリットのひとつです。これについては、
前回も書いてはいたのですが、わかりにくかったかもしれませんので、
もう少し掘り下げてみたいと思います。

■仮に1煎目、2煎目の合計時間を同じとすると、傾向としては1煎目
を短めにするほど酸味が引き立ち、1煎目を長めにして2煎目を短くす
ると、逆に甘みが相対的に引き出されるとともに、コクも出やすいよう
です。ジークレフでは、1煎目を短めにすることが多く、最近では多く
の場合1煎目を20秒で淹れています。

■2煎目の秒数では、渋みの引き出し方が決まります。甘めにするため
には少し短め、渋みを引き出すためには少し長めがよいようです。1煎
目を20秒とすると、2煎目は40秒から50秒の間にベストポイントが来る
ことが多いようです。ダージリンの甘みと香りを引き出し、渋みを少し
抑えてあげたいときなどは、40秒程度にしてあげればよいでしょう。

■抽出時間を5分の1にするという文脈から言うと、短時間抽出だけが
メリットではありません。10分蒸らしの味わいを引き出したいときに、
1煎目1分、2煎目1分ぐらいの時間で抽出してあげることで、ほぼ同
じ味わいに淹れることもできます。

■また、アイスティ、ミルクティの場合には最初の茶葉量を、1.5倍を
目安に増やしてあげるのがオススメです。

■茶器については、既存の大きなティーポットだとやりにくいかも知れ
ません。これらの多くは、茶漉しがついていないからです。茶葉が注ぎ
口から出てしまうと、簡便さが大きく損なわれてしまいます。

■二重抽出法については、実際に多くの方にご説明し、お淹れすること
で、社内でもさまざまな発見があり、改めて楽しみ甲斐のある抽出法で
はないかと感じています。既存の伝統的な抽出方法とあわせ、ぜひいろ
いろお試しいただき、より自分好みの紅茶をお楽しみいただければ幸甚
です。

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◆購読中止、アドレス変更の仕方◆

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Tea Market G clef メールマガジン
【♪[Notes] from G clef】 vol.198

発行年月日 2011年3月11日

発行者 川崎武志
Tea Market G clef

Online Store
http://www.gclef.co.jp/

吉祥寺本店 open daily 11:00-20:00
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14

TEA SALON G clef open daily 9:00-22:00
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-4

高円寺店 open daily 12:00-20:00
東京都杉並区高円寺北2-22-9
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産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2011.03.13 Sunday

メールマガジンの補足

今週配信したメールマガジンのウヴァについての文章が、思いのほか反響を呼んでしまったようなので、若干の補足をします。

サリチル酸メチルを添加したウヴァの特徴としては、サロメチールのようなスーッとした香りが強くなるだけでなく、渋みも他の紅茶にはないぐらい、極端に強くなります。飲んだ後、強い収斂性を口内に感じたら、そのような加工をした可能性が高くなります。ただし、渋みの強さは抽出時に使用する茶葉の量や揉みの強さなどでも左右されるため、渋みが強ければ必ずサリチル酸メチルを添加しているとは限りません。

判別に慣れてくると、紅茶の製造工程から考えて不自然な味が同時に感じられるために見抜けるようになってきますが、素人のレベルではほぼ判別は不可能といってよいと思います。プロのテイスターでも、100%の判別は難しいです。

逆に、甘味が相対的につよいものであれば、そのような不正な加工はされていない可能性が高くなります。少なくともジークレフが05-07年に入荷したショウランズ農園、アダワテ農園などの紅茶は、そのような加工はされていないウヴァでした。

また、サリチル酸メチルの添加を行った実績がある農園であるからといって、必ずしもすべての紅茶にそのような不正な加工を行っているわけではないということも申し添えさせていただきます。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2009.09.05 Saturday

ディンブラシーズナル ダンケル農園 Lakeside Mist

lakesidemist 3

茶葉の外観を見て、これがディンブラとはにわかには信じがたいかも知れません。大振りの茶葉は、既存のセイロンティとは一線を画します。

実は、これは私が2月に農園でつくらせていただいたお茶です。既存のお茶とは異なる工夫をしてあり、風味もまた従来のディンブラとは異なります。どういう工夫かは、オンラインストアの発売時にご説明させていただきますが、私自身はこの紅茶をとても気に入っています。

lakesidemistlakesidemist 1

吉祥寺本店では、このディンブラシーズナル ダンケル農園 "Lakeside Mist"を本日より先行発売させていただきます。お近くの方は、ぜひお味見にいらしてください。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2009.03.18 Wednesday

安全性の問題について

今日は、ティーファクトリーの内部の写真をお見せしましょう。

紅茶の作り方は、今の時代いろいろなウェブサイトや書籍をご参考いただければすぐに見つかると思いますが、ここでは、それとはまた違う観点で見ていただきたいものがあります。

それは、工場の清潔さ、そして安全性に対する取り組みです。
工場内部

ここは、乾燥室。茶葉を乾燥させるドライヤーの設置されている部屋です。

まずは、その床面をご覧下さい。この清潔さ。茶葉がまったく落ちていないのがお分かりになりますでしょうか。これだけ清潔な床面は、国内外を問わず一昔前の製茶工場では考えられなかったと思います。

写真右側には、火入れを待つ茶葉が見えます。これも昔は床面に敷かれている農園も多かったと思いますが、この工場ではアルミニウムの棚に丁寧に敷かれ、次の工程を待っています。

中央の作業員は、マスクに帽子、そして手袋を着用しています。そうです。ここでは茶葉が摘み取られて工場に入るや否や、人手にまったく触れないですべての工程を経るのです。

左側のコンベアには、やはりプラスチックでカバーがされています。ここを茶葉が通過する際に、異物が混入しないためです。カバーの下部には磁石がいくつも設置されており、異物の除去が行われています。

そして、画面上部の照明にもご注目下さい。わかりづらいかも知れませんが、この照明にはカバーがかけられています。もしむき出しのガラスであれば、万が一ガラスが割れたときに、工場内に破片が散乱してしまいます。それを防ぐために、プラスチック製のカバーが設置されているのです。

これを見ればお分かりかと思いますが、もちろんこの工場は、HACCPとISO9001−2000を取得しています。すべての工程が安全で、間違いが無いように整備されているのです。

マハガストータ

また茶畑でのオペレーションも、同様に確立されており、農薬や化学肥料等の投与は、科学的な見地に基づいて、厳しく管理されています。そしてその投与量は、日本の10分の1をはるかに下回ります。

よく、日本の農業での事例を引き合いに出して、発展途上国であればなおさら安全性がないがしろにされているに違いないというような言われ方をされることがありますが、実際はこのとおりです。

もちろん、すべての工場がここまで整備されているわけではありません。それぞれの事業主体によって、こうした問題についての取り組みが異なるのは、どこの国でも同じことです。

あとは、バイヤーの問題です。つまり、「誰がどのようにつくったお茶を買い付けるか」ということです。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2009.02.27 Friday

空港にて

前回のエントリではお騒がせしました。これから帰国の途につきます。

銃弾
これは、知人が面白いものを見せようと持ってきてくれた物です。
昨日の政府軍の銃撃で、彼の家に打ち込まれたものとのこと。

私のほうの体験を話すと、さすがにスリランカ人でもそこまでの目にはなかなかあわないといっていました。そりゃあ、銃撃の開始が、まさに私の真横から始まった上に、頭上を銃撃が飛び交ったわけですから、そんな目にそうそう遭っては困るでしょう。

この国も、着実に平和へと向かっているはずなのですが、それでもこのようなことがまだ何度かは起こるのかもしれません。一日も早く解決することを祈りたいと思います。


さて、今回の訪問の成果は、遠からずお見せできると思います。スリランカと日本では、お茶業界の産業構造はなんとなく似ているように思いますが、そうした構造に少しずつ新しい風を吹き込んでいければと考えています。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2009.02.22 Sunday

コロンボにて

昨日、スリランカの山の中からコロンボに戻ってきました。お茶のこともいろいろお伝えしたいのですが、実は大変なものを目撃してしまいました。

日本でもニュースになっているようですが、実は昨夜、コロンボでタミルタイガー(反政府勢力)の空爆があり、まさにその交戦の真ん中にいたのです。

そのとき私は、ホテルに戻ろうと思って海岸線に沿った道路をリキシャで走っていたのですが、私のすぐ左の海岸からオレンジ色の花火が発射されました。カタカタという音が鳴りはじめ、花火は私の真横からだんだん前方へと移ってきます。

おかしいと思ったのは、数秒後でした。花火にしてはいやに強力です。そしてほどなくして町全体が真っ暗になり、花火だと思っていたオレンジ色の対空砲火は街中に向けても乱射されはじめました。

あとになって分かったのですが、このとき私が走っているすぐ横を、タミルタイガーの爆撃機が併走するように飛行していたようなのです。爆撃機は市内のあちこちに爆弾を落としたようです。結果として私は、交戦開始を目撃すると共に、まさに政府軍とタミルタイガーとの戦闘のど真ん中に巻き込まれるはめになりました。

ずいぶん長いこと、町の人々とともに暗闇に身を潜めて見守っていたのですが、やがて対空砲火の中から一機の飛行機が私や人々の上を通過していきました。どうやらそれがタミルタイガーの爆撃機であったようで、周囲の人々もそれを指差しながらどよめいていました。報道によると、この飛行機もその後空軍によって撃墜された模様です。

私の宿泊していたホテルは旧国会議事堂と大統領官邸にはさまれる位置にあったため、空爆の後も道路は封鎖されていましたが、迂回して唯一歩行者が通れるようになったところからホテルに戻りました。ホテルのそばも空爆を受けたらしく、道路にはガラスが激しく散乱している場所が3箇所ありましたが、ガラスを踏み越えながら何とかホテルにたどり着きました。今朝は街も落ち着いているようです。

さて、お茶についてはそれなりの成果はあったと思います。入荷にはしばらくかかりますが、ある意味命がけで買ってきたお茶です。どうぞご期待ください。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2009.02.21 Saturday

ディンブラの作柄

今年のディンブラはなかなかの出来栄えとなっている様子です。
まだ、サンプルをたくさん試したわけではないのですが、良作を予感させるだけの迫力を伴ったお茶に出会うことが出来ました。

せっかくの機会なので気を抜かずに厳選して、最も良いものを買い付けたいと思います。どうぞご期待ください。

産地の息吹 > スリランカ | - | trackbacks (0)2009.01.26 Monday