今日はもうすぐ入荷予定の東方美人…

今日はもうすぐ入荷予定の東方美人を前に、あれこれ淹れ方を変えて格闘しています。台湾の誇る烏龍茶である東方美人は、工夫茶で淹れても、紅茶に近い淹れ方で淹れてもおいしいのですが、もっとも簡便に、もっともおいしく淹れられる方法を模索するとなると、選択肢が広くて悩んでしまいます。

このお茶、文山包種の冬茶とともに、今週末までには店頭でご紹介できると思います。

お店からのご案内 > 中国茶・台湾茶 | - | -2006.01.29 Sunday

凍頂烏龍茶の冬茶の発売に続いて、…

凍頂烏龍茶の冬茶の発売に続いて、文山包種(冬茶)、東方美人などの発売が決定しました。今年の冬茶は、収穫量が少なかった模様ですが、とてもよいものをご紹介できそうです。

冬茶の台湾茶は、ふくよかな香りの優美なものが多く、社内ではテイスティングも楽しみのひとつになっています。どうぞお楽しみに。

お店からのご案内 > 中国茶・台湾茶 | - | -2006.01.28 Saturday

今日は大雪です。そしてご他聞にも…

今日は大雪です。そしてご他聞にもれず、午後から水質がとてもよくなってきている様子です。いつもよりも香りのよい紅茶が楽しめるチャンスですね。

さて、新年が明けて、インドからは最初のニルギリのサンプルが届きました。まだ到底クオリティシーズンとはいえませんが、徐々に香りがよくなっている様子が見て取れます。

キャッスルトン農園のダージリンは、日に日によくなってきています。6月に摘まれたダージリンの飲み頃がこれからというのも不思議な感じがするかも知れませんが、キャッスルトン農園のものは去年もそうでした。もしお手持ちであれば、ぜひ今日のティータイムにお試しあれ。

お店からのご案内 > 紅茶 | - | -2006.01.21 Saturday

私事で恐縮ですが、正月にロンドン…

私事で恐縮ですが、正月にロンドンに行ってきました。
もちろんジークレフの紅茶を持参してです。

よく「英国の水は紅茶に合う」といわれるのですが、実際はどうなのか、自分の飲みなれたお茶ではいり方を確認したかったのです。

結論から言うと、「日本の水のほうがずっと香りが立ち、英国の水のほうが渋みが出にくい」という、予想されたとおりのことが確認できましたが、細かく見ていくともっといろいろあることがわかりました。

英国の水でもある程度は出てくれる香り成分と、ほとんど出てくれない香り成分があること。英国で紅茶を淹れるにあたって、重要な甘味成分とそうでもない成分があって、それは日本の水質のときのそれとは少々違うこと。そうしたことの帰結として、英国で紅茶を飲む人にとって、鮮度さえよければ、(私の価値観に沿った)質の高いお茶はあまり必要ではないことがわかってきました。

おそらく日本で飲む極上のダージリンのあの香りは、少なくとも英国では再現不可能です。ここ10年での日本の紅茶文化の深まりは目を見張るものがありますが、その背景には、紅茶に向く良質な水の存在もあるのだと気づかされました。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | -2006.01.13 Friday