昨晩遅く、台湾から帰国しました。今回の目当ては紅茶ですが、烏龍茶でもとてもよいものが入手できたと自負しています。


阿里山では、台湾で2005年、2006年に連続して台湾全土のコンテストで優勝し、史上最高値となるお茶(1kgで約1000万円!)をつくった葉茶師の畑です。有機農業に早くから取り組んできた葉茶師のお茶は、味わいも香りも際立っていると感じました。

紅茶は、蜜香紅茶の租である高茶師のもとで、蜜香紅茶と紅玉を入荷してきました。高茶師の蜜香紅茶は、2006年に台湾で開催された世界名茶コンテストで優勝し、国際的にも知られることとなりましたが、その味わいと香りは他をもって替え難い独自の境地に達しています。

ともに、近日中にご紹介できると思います。どうぞご期待ください。

吉祥寺本店では、本日よりダージリンファーストフラッシュの第一便を発売します。第一便は、シンブリ農園 Cl Classic Fine。中標高の畑で採れた、甘味の乗った充実した味わいのファーストフラッシュです。ぜひお味見にお越しください。

なお、オンラインストアでは全便同時に4/30に発売開始いたします。
今しばらくお待ちください。

私が今までであった中で、最高峰のファーストフラッシュは2000年のシンブリ農園のものでした。この年のファーストフラッシュは本当に出来がよく、ジークレフではDJ-7とDJ-9を入荷しましたが、その後も目を見張るような紅茶が続々と入荷しました。

しかしながら今年、ついにその最高峰を超えるかも知れないお茶と出会いました。それが、ジュンチヤバリ農園のファーストフラッシュです。おそらく入荷はゴールデンウィークの最中になると思われますが、このお茶を皆様にお届けできるのが楽しみでなりません。

今まで誰も飲んだことの無いような美しいファーストフラッシュ。ぜひご賞味いただきたいと思います。お味見だけでもいいので。

春の紅茶入荷ラッシュは、ちょうど折り返し地点を過ぎたところという感じです。次はおそらくダージリンファーストフラッシュ。そして台湾茶とディンブラ第二弾、ヌワラエリヤが続きます。国内のお茶も、よいものがあればこのあたりでご紹介したいと思っています。

ダージリンファーストフラッシュについては、今年は若干製茶のトレンドが変わってきたかも知れません。ここ数年の傾向同様、味わいを浅くして繊細に作るというのは変わっていないのですが、フルーティーなだけでなく清涼感のあるすぅっとした香りのものが増えているように思います。ちょうど、ふきのとうやタラノメなどを食すときに感じる春の味わいに相通じるあの感じです。

ジークレフとしても、近日中に風味よく、ジークレフらしいセレクションを確保したいと考えています。

本日より吉祥寺本店では、雲南金芽茶の発売を開始します。
ゴールデンティップのみで構成されたうまみ溢れる濃厚な中国紅茶です。
オンラインストアでは、近日中に発売となりますので、今しばらくお待ちください。

ここのところ、ダージリンファーストフラッシュのサンプルが産地から続々と届いています。今年は旱魃の影響により出足が遅くなりましたが、品質そのものについては好ましい物が多いように見受けられます。

すべての農園のものをテイスティングしているわけではありませんが、すばらしい出来栄えのものにもいくつか出会いました。芽の立ち始めの浅い個性のお茶よりも、ある程度充実した味わいのものの方が一年を通して味わえるというう思いがあるため、ファーストの入荷はもう少し時間がかかりますが、期待に沿うものをご用意できそうな手ごたえを感じています。

なおニルギリにつきましては、予定では今週末には全便発売できる見込みです。こちらもどうぞお楽しみに。

昨日午後８時にメールマガジンにて発売のご案内をした、ニルギリスペシャリティ・ティ　グレンデール農園　"Silver Tips"ですが、なんと本日完売してしまいました。

もともと入荷量が少なかったこともありますが、思いのほか注目度が高かったようで、先週末の先行発売でかなりの量が売れてしまっていたようです。オンラインストアでの発売を期待されていた方には、深くお詫び申し上げます。

なお、本日12時までにご注文いただきましたお客様の受注分は確保されておりますので、ご安心下さい。