スリランカからウヴァのサンプルが…

スリランカからウヴァのサンプルが続々と届いています。
現在のところ、状況はすこぶる順調で、早くもメンソールフレーバーの清涼に香る美しい緋色の紅茶が収穫されているようです。

ウヴァシーズンはとても楽しみな作柄になってきました。ピークはきっともうすぐでしょう。

産地の息吹 > スリランカ | - | -2004.07.27 Tuesday

紅茶の作柄については、ニュースソ…

紅茶の作柄については、ニュースソースが少ないためか、店舗によって豊作といったり、思わしくないといったりまちまちです。当然、豊作だといった方が聞こえはよいし、自店舗が昨年よりもよいものをおさえることができたりすれば、なおさらそういいたくなることでしょう。商業的に言えば、不作だなどと吹聴するほうがよくないに決まっています。

その一方で、誰かが公平に情報を提供しなければいけないのではないかという思いもやはり捨てられません。とりわけ紅茶は、まだまだ啓蒙商品の域を出ておらず、ここで我田引水なことを皆様にお伝えするのは、やはり良心に堪えられません。

しかし、今年のセカンドフラッシュ。蓋を開けてみれば弊社だけでなく、いくつもの紅茶専門店がよいダージリンをおさえているように思います。以前の茶飲み話でも、きっとそうなるだろうと書きましたが、実際そうなってみるとやはり感嘆を禁じえません。今年のような年に、極上のマスカットフレーバーのダージリンを探し出すのは、本当に至難の業なのです。

もうすぐ弊社が入荷するキャッスルトン農園の"Muscat"も、やはり極上の夏摘みのひとつです。弊社がこれだけの紅茶を入荷できるのも、味をわかっていただけるお客様あればこそ。心より御礼申し上げます。

産地の息吹 > ダージリン | - | -2004.07.24 Saturday

ついに今年のウヴァシーズナルのサ…

ついに今年のウヴァシーズナルのサンプルが届き始めました!
今日テイスティングしたのは、アイスレビー農園とウヴァハイランズ農園のもの。

どちらのものもすでにカップ水色は美しく輝き、クオリティシーズンの到来を物語っています。両農園ともウヴァを代表するエステートだけあって、今年は7月始めの収穫の段階で、既にこれだけの紅茶。これから時期を追うに従って、この水色に見合ったすばらしいメンソール香の紅茶が産出されることでしょう。

現在のところ天候も良好。これからが楽しみです。

産地の息吹 > スリランカ | - | -2004.07.23 Friday

ネパールのセカンドフラッシュのサ…

ネパールのセカンドフラッシュのサンプルが産地から届きました。ネパールといっても、紅茶どころは東の端、ダージリンと国境を接するあたりなのですが、やはり標高差や土壌の差などのせいか、その産地ならではの個性=(ネパールらしさ)がよく出ていました。

今年はネパールからのセカンドフラッシュは入荷の予定はないのですが、そのうち、昨年のジュンチヤバリ農園のハンドロールドウーロンなどとはまた毛色の違った、ネパールの王道を行くロットをご紹介したいと思います。

産地の息吹 > その他のお茶 | - | -2004.07.20 Tuesday

キャッスルトン農園のダージリンセ…

キャッスルトン農園のダージリンセカンドフラッシュの入荷が遅れています。理由は空港でのストライキ。このような遅延はままあることで、こういうことがあるために正確な入荷日を前もってお知らせできないんですよね。

七月中にはなんとか入荷したいと思っているのですが、この調子でストライキが続くと、もしかしたら八月にずれ込んでしまうかもしれません。

産地の息吹 > ダージリン | - | -2004.07.20 Tuesday

今年はセカンドフラッシュの作柄が…

今年はセカンドフラッシュの作柄が思わしくないと、以前の茶のみ話で書いたのですが、ふたを開けてみればダージリンといい、アッサムといい申し分のない紅茶が揃ってしまいました。

メレン農園のアッサムなどは、本当に香りのよい紅茶で、店頭で試飲されたお客様からも、「今まで飲んだ物はなんだったのか」、「本当にこれがアッサムなのか」ということばをいただいています。

このアッサムの長所は、その風味の再現性の高さです。多少抽出時間を変えようが、濃さを変えてみようが、アッサムによくある骨太な風味がなかなか現れず、品よくはいってくれるのです。その口当たりのまろやかさが、メレン農園の紅茶の身上なのでしょうか。

買い付けの鑑定のように、正確に計量するだけではわかりにくい長所ですが、実際飲む側にとってはこれは大きいですよね。お茶の「よさ」にも、いろいろあるものだと改めて感心させられました。

産地の息吹 > アッサム | - | -2004.07.18 Sunday

紅茶をおいしく入れるポイントのひ…

紅茶をおいしく入れるポイントのひとつに水質があります。
基本的に日本の水は紅茶に向いているので、紅茶の淹れ方などで水質に言及している場合でも、水道水を進めているケースも多いことと思います。

しかしときには、水道水で紅茶を淹れると、香りの中にカルキ臭が混ざってしまうということがあるかもしれません。

そんなときは、一晩汲み置きした水を使って淹れていただくときっとカルキ臭は完全にとんでいるはずです。ちょっと前まで、汲み置きした水は酸素が抜けてしまっているので、紅茶の香りがたたないという俗説が広く信じられていましたが、実際にはそんなことはおこりません。

ちなみに、汲み置く水は朝一番のものではなくて、夕方以降の水の方がよいことが多いようです。古い水道管に長くとどまった水は、そこで水質が悪くなってしまうのです。ですから、人々が水を十分使ったころあいである、夕方以降に水質は良くなる傾向があるんです。

もし、それでもおいしくはいらないようであれば、国産のミネラルウォーターの使用を検討してください。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | -2004.07.16 Friday