紅茶をおいしく入れるポイントのひ…

紅茶をおいしく入れるポイントのひとつに水質があります。
基本的に日本の水は紅茶に向いているので、紅茶の淹れ方などで水質に言及している場合でも、水道水を進めているケースも多いことと思います。

しかしときには、水道水で紅茶を淹れると、香りの中にカルキ臭が混ざってしまうということがあるかもしれません。

そんなときは、一晩汲み置きした水を使って淹れていただくときっとカルキ臭は完全にとんでいるはずです。ちょっと前まで、汲み置きした水は酸素が抜けてしまっているので、紅茶の香りがたたないという俗説が広く信じられていましたが、実際にはそんなことはおこりません。

ちなみに、汲み置く水は朝一番のものではなくて、夕方以降の水の方がよいことが多いようです。古い水道管に長くとどまった水は、そこで水質が悪くなってしまうのです。ですから、人々が水を十分使ったころあいである、夕方以降に水質は良くなる傾向があるんです。

もし、それでもおいしくはいらないようであれば、国産のミネラルウォーターの使用を検討してください。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | -2004.07.16 Friday