グームティ農園のダージリンファー…
グームティ農園のダージリンファーストフラッシュは、どうやらそろそろ焙煎香が飛んで、本来の風味に到達した様子です。ジークレフでは、この紅茶の入荷以来今週までは、甘みを出すために少々温度を低め(ポットに湯通しをしない程度=90℃)で抽出を行って来ましたが、今日は、きちんと湯通しをして熱湯(ポットに注いだ時点で97℃)でも、はっきりと甘みが勝って抽出されました。
今後はさらに甘みが増すと思いますので、温度もちょっとぐらい低くてもよいし、茶葉の量もちょっとぐらい少なくても充分楽しめる、淹れやすい紅茶としてお楽しみいただけるはずです。
茶葉の量については、通常のダージリンより10%程度少な目を標準と考えるのがよさそうです。(ダージリンについては、抽出の濃さは抽出時間ではなく、茶葉の量でコントロールするのがおすすめです。)おいしくはいった時の茶液の色を覚えておいて、抽出のときには、カップに注いだときにその色になるように濃さを調整すれば、味もほぼ再現できているはずです。
今後はさらに甘みが増すと思いますので、温度もちょっとぐらい低くてもよいし、茶葉の量もちょっとぐらい少なくても充分楽しめる、淹れやすい紅茶としてお楽しみいただけるはずです。
茶葉の量については、通常のダージリンより10%程度少な目を標準と考えるのがよさそうです。(ダージリンについては、抽出の濃さは抽出時間ではなく、茶葉の量でコントロールするのがおすすめです。)おいしくはいった時の茶液の色を覚えておいて、抽出のときには、カップに注いだときにその色になるように濃さを調整すれば、味もほぼ再現できているはずです。
お店からのご案内 > 紅茶 | - | -2004.04.24 Saturday
突然ですが、ティーブレンダーの熊…
突然ですが、ティーブレンダーの熊崎俊太郎さんから、イベントのご案内がありましたので、ここに転載させていただきます。あしからず。
《ティーブレンダー熊崎俊太郎です》皆様、いつもありがとうございます。本日23日17・18・19時の3回、東京渋谷西武B館地下クッキングステーションで紅茶ミニ講座と試飲会を行います。よろしければお仕事帰りにお立ち寄りください。
《ティーブレンダー熊崎俊太郎です》皆様、いつもありがとうございます。本日23日17・18・19時の3回、東京渋谷西武B館地下クッキングステーションで紅茶ミニ講座と試飲会を行います。よろしければお仕事帰りにお立ち寄りください。
トリビア | - | -2004.04.23 Friday
2004年のダージリンファースト…
2004年のダージリンファーストフラッシュは結果として、ここ数年では最もよい出来だったといえそうです。
実は今年ジークレフに届いたサンプルの中には、ここ数年で最高と呼び声の高いものがありました。ところがこの紅茶、どうも東京界隈の水とは相性が悪いようなのですね。茶殻とか、カップの残り香から、間違いなく極上の春摘みであることはわかるのですが、茶液自体に、そのよさがなかなか反映されていない。何度か水を替えてテイスティングしたのですが、少なくとも東京界隈の水では、そのサンプルを上回るものが数多くありました。
これが紅茶の難しいところで、産地のテイスターたちが太鼓判を押したその紅茶を入荷したところで、日本でそのよさが体感できないのでは意味がありません。逆に、産地ではちと薄いのでは?というようなサンプルが、日本ではとても充実してはいることもしばしばです。
農園側にも、あらかじめ日本の水を意識して、お茶づくりをしているところもありますが、消費地の側でも、それぞれの地域にテイスターがいて、それぞれの水にあった紅茶を選ぶということは、とても意味のあることなんだと思います。
実は今年ジークレフに届いたサンプルの中には、ここ数年で最高と呼び声の高いものがありました。ところがこの紅茶、どうも東京界隈の水とは相性が悪いようなのですね。茶殻とか、カップの残り香から、間違いなく極上の春摘みであることはわかるのですが、茶液自体に、そのよさがなかなか反映されていない。何度か水を替えてテイスティングしたのですが、少なくとも東京界隈の水では、そのサンプルを上回るものが数多くありました。
これが紅茶の難しいところで、産地のテイスターたちが太鼓判を押したその紅茶を入荷したところで、日本でそのよさが体感できないのでは意味がありません。逆に、産地ではちと薄いのでは?というようなサンプルが、日本ではとても充実してはいることもしばしばです。
農園側にも、あらかじめ日本の水を意識して、お茶づくりをしているところもありますが、消費地の側でも、それぞれの地域にテイスターがいて、それぞれの水にあった紅茶を選ぶということは、とても意味のあることなんだと思います。
産地の息吹 > ダージリン | - | -2004.04.18 Sunday
入荷したグームティ農園のファース…
入荷したグームティ農園のファーストフラッシュは、日に日に甘みを増しています。
入荷以来、さまざまな淹れ方を試しているのですが、この紅茶、もしかしたら抽出温度を100℃に出来るかぎり近づけるよりも、少しだけ下げた方がおいしいのかも知れません。
下げるといっても、ポットに湯通しをしないで温度が下がる分程度、気持ち低めといったところですが、その方が味がクリアになる気がします。この点については、茶葉が落ち着いた頃に改めてご報告します。
入荷以来、さまざまな淹れ方を試しているのですが、この紅茶、もしかしたら抽出温度を100℃に出来るかぎり近づけるよりも、少しだけ下げた方がおいしいのかも知れません。
下げるといっても、ポットに湯通しをしないで温度が下がる分程度、気持ち低めといったところですが、その方が味がクリアになる気がします。この点については、茶葉が落ち着いた頃に改めてご報告します。
お店からのご案内 > 紅茶 | - | -2004.04.13 Tuesday
グームティ農園の春摘みは、実にお…
グームティ農園の春摘みは、実においしいですね。この紅茶、深い緑色の部分が、他の農園のものに比べてずいぶん多いように感じましたので、産地に問い合わせてみたところ、下記のようなお返事が返ってきました。
ご指摘の茶葉の特徴は、グームティ農園、ジュンパナ農園の特徴で、萎凋を強く行ったため、このようなアピアランスとなっています。萎凋を強く施し、水分を多めに飛ばすことにより、数ヶ月後により熟成が進む可能性が高まります。また香りについても、より長期間保持できるようになります。
そういえば、グームティ農園は、おととしも、火入れを何度も分けて行うことにより、より香りを保持するつくりを試みていました。さすが名園グームティ。志の高さが窺い知れますね。
ご指摘の茶葉の特徴は、グームティ農園、ジュンパナ農園の特徴で、萎凋を強く行ったため、このようなアピアランスとなっています。萎凋を強く施し、水分を多めに飛ばすことにより、数ヶ月後により熟成が進む可能性が高まります。また香りについても、より長期間保持できるようになります。
そういえば、グームティ農園は、おととしも、火入れを何度も分けて行うことにより、より香りを保持するつくりを試みていました。さすが名園グームティ。志の高さが窺い知れますね。
お店からのご案内 > 紅茶 | - | -2004.04.08 Thursday
今年のNo.3aダージリンファー…
今年のNo.3aダージリンファーストフラッシュは、そろそろ成田についている頃でしょう。週末には発売開始できる見込みです。
昨年のプッタボン農園"Supreme"は、2500円(120g袋)でしたが、今年はそれよりもだいぶ値下げしてご提供させていただく予定です。今しばらくお待ちあれ。
昨年のプッタボン農園"Supreme"は、2500円(120g袋)でしたが、今年はそれよりもだいぶ値下げしてご提供させていただく予定です。今しばらくお待ちあれ。
お店からのご案内 > 紅茶 | - | -2004.04.06 Tuesday
その後も春摘みダージリンのサンプ…
その後も春摘みダージリンのサンプルは届き続けています。その中で目を引くものとしては、ゴパルダーラ農園のクローナルと、フグリ農園のティピークローナルがありました。
ジークレフでは、基本的には中国種を優先して入荷しますが、上記2農園に加え、プッタボン、ノースタクバル、シンブリと、今年はクローナルの良質な春摘みが例年より多いように思います。
一方中国種がひときわ良かった農園は、リシーハット、サングマ、グームティ、タルボなど。プッタボン、シンブリは中国種、クローナルとも二重丸です。
ジークレフでは、基本的には中国種を優先して入荷しますが、上記2農園に加え、プッタボン、ノースタクバル、シンブリと、今年はクローナルの良質な春摘みが例年より多いように思います。
一方中国種がひときわ良かった農園は、リシーハット、サングマ、グームティ、タルボなど。プッタボン、シンブリは中国種、クローナルとも二重丸です。
産地の息吹 > ダージリン | - | -2004.04.03 Saturday
