ダージリンの丘では、伝統的なオー…

ダージリンの丘では、伝統的なオーソドクス製法に力を入れつつ、あたらしいお茶を作り出す努力も日夜続けられています。中でも今年入荷はしなかったものの、注目すべきお茶に、ナグリ農園のナチュレールがあります。この紅茶は従来の一芯ニ葉で摘むかわりに一芯三葉で茶摘みを行います。

一芯三葉というと、紅茶では収穫量を増やすために質を低下させるオペレーションとしてネガティブに捉えられがちですが、このお茶はもっと意欲的に一芯三葉をとららえています。すなわち、3枚目の葉のもつ風味をきちんと引き出すことにより、今までと違うタイプのダージリンティを作ろうとしているのです。

一芯三葉で摘まれて、素晴らしい風味を醸し出しているお茶の代表は、安渓の銘茶、鉄観音です。最高の鉄観音は、中国では信じられないような高値で取引されることもしばしばで、もしダージリンでも一芯三葉で今の紅茶以上の風味を引き出せればこんなによいことはありません。

ナチュレールについて言えば、茶液は、通常期のダージリンよりは既に風味がありました。まだまだ最高級のセカンドフラッシュには及ばないとはいえ、茶殻にはとてもよいマスカットフレーバーが感じられます。この香りを茶液にまで引き出すことができれば、それはもう新次元のダージリンといえます。

今までもいろいろな「ニュータイプ」のダージリンがお目見えしてきましたが、このナチュレールは、単に形に凝ったりとか、目先を変えただけのものとは違う本格派といえます。既に形になっているとは思いますが、今後、更に改良を重ね、芸術の域まで高めてくれればと、願ってやみません。

産地の息吹 > ダージリン | - | -2003.07.23 Wednesday

昨日の茶飲み話で、茶葉を食べてみ…

昨日の茶飲み話で、茶葉を食べてみる話をしました。
茶葉を部位ごとに噛んでみると、ティップにはティップの風味、第一葉には第一葉の風味というのがあります。

ダージリンに関して言えば、ティップはアボガドのような風味がします。この部分は、とても香りがよく、それゆえにこの部分だけを集めたシルバーティップという紅茶はとても珍重されるのだ、と説明されています。

ためしにいろいろな産地のシルバーティップの風味を比べてみると、やはり産地の個性がある程度は出るものの、どれもシルバーティップの風味だな、と感じられます。

ということは逆に、産地の個性を作り出しているのはむしろ第一葉以下の部分というわけですね。

旬のダージリンやアッサムについては、ティップが多量に含まれているものは、少ないものに比べるとやはり高値で取引されているのですが、私見としては、ティップを多少選り分けられているものの方が、風味が増すものもあると思っています。(今回入荷したアッサムセカンドフラッシュがそんな紅茶です。)

昔、ダージリンの農園で、長年名マネージャーとして君臨してきたムキア氏と話した際、彼は、最も風味がよいのは、第一葉と、第一葉と第二葉の間の茎の部分だと話していました。

今まで国内で、できあがった紅茶葉の部位について語る文章をみたことはありませんが、出来上がった紅茶は、確かにさまざまな部分から構成されています。もし興味があれば、お手持ちの紅茶(OPタイプのダージリンかアッサムがよいでしょう。)でお試しになってみてはいかがですか。

お茶を知る > お茶の豆知識 | - | -2003.07.23 Wednesday

紅茶葉は、同じように見えてよく見…

紅茶葉は、同じように見えてよく見るといろいろな部分が含まれています。芯芽もあれば、第一葉、第二葉もあり、茎も少なからず含まれています。

最近読んだ文章で、なぜ茎をとりのぞかないのかという問い合わせに対し、取り除くと非常にコストがかかり、小売価格を圧迫してしまうのだという説明がありました。

そうかも知れませんが、ちょっと待って。
ためしに紅茶葉に含まれる茎を、歯で噛んでみてください。
どうです?おいしいでしょう。

実は茎は、立派な紅茶の一部なのです。緑色の茎はもちろん、褐色に変化した茎でも、よほど太くなければ大丈夫。その紅茶の味と香りをつくりだすのに、ちゃんと役立っているんです。

もっというと、芯芽と、第一葉、第二葉、先端の茎、第ニ葉の下の茎では、微妙に味と香りが違います。それぞれの部位で、含まれている成分が違うんですね。

そんなわけで、茎もなくてはならない紅茶葉の一部です。どうぞ安心してお飲みになってください。

お茶を知る > お茶の豆知識 | - | -2003.07.22 Tuesday

スリランカからウヴァシーズンの第…

スリランカからウヴァシーズンの第一報が入ってきました。現在のところ、まだ天候は香りをはぐくむのに最適とはいえず、八月中旬から下旬ごろにクオリティシーズンとなる見込みだとのこと。

とはいえ、もうすぐ最初のウヴァのサンプルが届くことになっています。結果はテイスティング次第お知らせしますね。

産地の息吹 > スリランカ | - | -2003.07.21 Monday

ジークレフでは新茶が入荷すると、…

ジークレフでは新茶が入荷すると、茶葉の量を何グラムにして、何分間蒸らすのが最適なのかと、あれこれ試してみます。現在のところ、5Cダージリンセカンドフラッシュは350ccに対して5.3グラムの茶葉を使い、6分抽出するのが最適。でも、この数字は水質によっても変わってきます。

水質がよいときはいろいろと追求するほど、よい風味が現れてくるのですが、そうでもないときは何をやってもそこそこにしかはいりません。水質こそは、紅茶を抽出するにあたっての要なのです。

よい紅茶を探すのはとても大変なことですが、よい水をみつけるというのも、それに劣らず難しいこと。われわれの生活する環境が、ダイレクトに紅茶の風味にあらわれてくるのは、都会に住む者としては厳しいことですが、それゆえにまた、環境を豊かにすることの大切さを学ばされもします。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | -2003.07.20 Sunday

紅茶葉専門店ジークレフでは、アル…

紅茶葉専門店ジークレフでは、アルバイトを募集しています。

時 給:800円〜 週3回(各8.5時間)
仕事内容:製造・販売
交通費:支給

いっしょに働くことで、お店にとっても自分自身にとっても有益である
ような出会いを求めています。応募は、

TEL:0422-21-4812(担当:川崎・平野)または、
e-mail:kawasaki@gclef.co.jp
まで

お店からのご案内 > 従業員募集について | - | -2003.07.19 Saturday

本日、アッサムセカンドフラッシュ…

本日、アッサムセカンドフラッシュと正山小種(春茶)が吉祥寺に届きました。アッサムは即日発売。正山小種(春茶)は準備が出来次第の発売となります。

このふたつの紅茶はともにミルクによく合うと表現されてきましたが、ジークレフに入荷したものについてはともに、ぜひともストレートで入荷してほしい一品です。

かたやアッサム最高峰の名園の品。かたや武夷山で岩茶とともにはぐくまれてきた紅茶の元祖。まったく違う風味にもかかわらず、ともに精緻に作り上げられた名品を前にすると、紅茶とは奥の深い飲み物だということを再認識させられます。

お店からのご案内 > 紅茶 | - | -2003.07.18 Friday

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