9/27より 「森のはちみつのキャンブリックティ」はじめます。
キャンブリックティ。どこか異国的な響きのあるこの紅茶は、どうやら米国のこどもたちに愛されてきた紅茶のようです。もともとはたっぷりのホットミルクに砂糖で甘みをつけ、それに紅茶を少し加えた、紅茶風味のホットミルクのような飲みものをキャンブリックティと呼んだとのこと。
それが日本に入ってきて、どういうわけか「キャンブリックティ」ははちみつの入ったミルクティを指すようになりました。私自身神保町でこの道の大先輩である高野さんのお店でキャンブリックティに出会ったのが初めてのことで、当たり前にはちみつを入れた紅茶がキャンブリックティだと思っていましたし、日本紅茶協会のウェブページにもアッサムティをベースにミルクとはちみつを加えたレシピがキャンブリックティとして掲載されています。そこでジークレフでもその倣いに従って、「キャンブリックティ」=「はちみつ入りのミルクティ」ということにさせていただくことにしました。
さて、ジークレフのキャンブリックティ第一弾としてご紹介させていただくのは、森のはちみつのキャンブリックティです。
今回使用するのは「フォレストハニー」。スペインのピレネー山麓一帯に広がるオークの森で採蜜された濃厚な黒褐色のはちみつです。このはちみつ、オーク由来のポリフェノールによって味わいに深みがもたらされており、そのものとしてもすごく美味しいのですが、今回は「みなみさやか」のセカンドフラッシュと合わせてみました。
みなみさやかのセカンドフラッシュは、独特の酸味を伴ったキレのある紅茶です。これをオークのはちみつと合わせることで甘み、酸味、深みのバランスがとれ、個性的なミルクティに仕上がります。
ポットサービスで3杯たっぷり楽しめるこのキャンブリックティ、提供の際ははちみつをかけたクリームを添えさえていただきます。二杯目以降のアクセントに、あるいはちょっとしたお茶請けにお使いいただけます。
やさしい甘みと、包容力のある香りのキャンブリックティ、ぜひホームメイドの焼きたてスコーンといっしょにお召し上がりください。
- | - | trackbacks (0)2014.09.23 Tuesday
9/13より 梨のプリザーブとわらび餅、ひむかのゼリーのワッフル
暑かった夏、いろいろなことがあった夏。でももう、今となっては過去のこととなりました。秋風が吹き始めれば、ゆっくりと時間の流れる、あの落ち着いたひと時が戻ってきます。そう、お茶の時間です。
ティーサロン吉祥寺店では、初秋の風物詩「梨」を、その食感を残したさっぱりとしたプリザーブに仕立て、きな粉をまぶしたわらび餅に黒蜜を合わせた、和の装いのワッフルをご用意してみました。
トッピングのアイスクリームには、コクのある甘みが愛おしい黒糖のアイスクリーム。そして宮崎茶房のほうじ茶「ひむか」を香ばしいゼリーに仕立てて添えています。こうしてひとつひとつの素材を合わせ、ほんのりとした甘みの織りなすやさしい味わいのひと品となりました。
吸い込まれるような青空の午後には、しみじみと甘い和のスイーツもあらまおしきもの。そんな秋のティータイムの選択肢に、この「梨のプリザーブとわらび餅、ひむかのゼリーのワッフル」も加えてみてください。
そうそう。初秋のごちそうといえば、イチジクのデザートプレートもご用意しています。こちらは、香りよい夏摘みダージリンと合わせてお召し上がりください。
- | - | trackbacks (0)2014.09.11 Thursday
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