シンブリ農園のこと

今年のファーストフラッシュから、シンブリ農園の紅茶が卓越していることを何度かお知らせしました。全体的に不調であったと思われたファーストフラッシュ期に、飛びぬけたお茶をいくつも産出し、セカンドフラッシュ期もまたすばらしいお茶を連発しています。

一体なぜなのか。その理由が知りたくて、今日は一日手持ちのいくつかのシンブリの紅茶を淹れてみたのですが、あれこれ弄り回しているうちに、いったいどういう仕組みなのか判ってきました。

一言で言えば、製茶の工程にイノベーションがあったのです。
それは、ジークレフが昨年の秋にご紹介した"RAW TEA"の作りと通じるノウハウなのですが、火入れの仕方に今までにない工夫が施されていました。既に入荷しているDJ-29もそうですし、今回入荷するセカンドフラッシュもです。少なくともピーククオリティのシンブリ農園の紅茶は、どれも“そういう味”がします。
(ご興味のある方は、DJ-29のシンブリで2煎目を淹れてみてください。)

今朝、パラダイム転換について触れたばかりですが、まさにシンブリ農園もそうした流れを担いはじめたということでしょう。今後がますます楽しみになってきました。

なお、ジークレフでもこういう試みはいろいろ仕込んでありますので、うまくいけば近日中に面白いお茶をご紹介できるはずです。それについては、またの機会に詳しくお知らせさせていただきますね。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2008.06.29 Sunday

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