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キャッスルトン DJ-121 Muscatel
つい今しがた、コルカタで今週のオークションが終了しました。
今回は、かなりよいダージリンがたくさん出品されていて、ジークレフでも注目していたのですが、中でもキャッスルトン農園のDJ-121 Muscatelは、ちょっとびっくりするような価格で落札されました。 私はこのお茶は飲んでいないのですが、そのすぐ手前で収穫されたDJ-119は、この調子ならいいものが出てきそうだな、というぐらいの感じでした。オークションには、最上級のダージリンは出品されない(オークション以前に水面下で買い手がつくから)というのが常識ですが、キャッスルトン農園はその例外で、農園のポリシーによって極上のものでもあえてオークションに出品するのです。 常識はずれといえば、このDJ-121は、オークショニアの評価額をはるかに超えた金額で落札されたようです。普通はオークショニアの評価を超える金額での落札はまず見かけませんので、お茶そのものの価値以上にキャッスルトンのネームバリューに対価を払いたいと思った買い手が、少なくとも2人はいたということでしょう。 なお、クルセオンタウンの周辺のダージリンは、キャッスルトンのみならず他の農園も好調だったと感じます。シンゲル農園、バラスン農園などはよいものをいくつも産出しているという印象を受けました。他にもよい紅茶をたくさん作り出した農園があったかもしれません。 産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2008.06.30 Monday TRACKBACK URI
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