ダージリンの多くの農園では今日あ…

ダージリンの多くの農園では今日あたりから茶摘みがはじまっていそうです。ダージリンの天気予報は雨。気温との兼ね合いを考えると、この雨(First Flush)を待って、茶葉の生育がはじまるというわけです。

これから少量ずつ摘んで、最初の100kgほどをまとめたのがDJ-1。おそらくDJ-1の量がまとまるのは、3月上旬から中旬にかけてになろうかと思われます。

3月上旬に日本で開かれる見本市に、今年のファーストフラッシュが並ぶのは、こうした事情によります。仮にDJ-1のロットがまとまっていなかったとしても、その一部を持参することは可能なわけですね。

もっとも最近では、もう少しはやめに茶摘みをはじめることができる農園もあるにはあります。ノースタクバルやプッタボンなどがそうした農園です。こうした農園は、早い年では2月中にDJ-1を出荷できたりすることもあります。

ちなみに、同じインドの南方、ニルギリのクオリティーシーズンは、今のところ難しい状況といえそうです。今年は気温が低く、霜害が多く発生しているようなのです。こちらについては、もう少し腰を据えて様子を見ようと思います。

産地の息吹 > ダージリン | - | -2006.02.22 Wednesday