野点その3:ギンモクセイのお茶

秋の野を歩いていると、なにやら甘い香りの立ち込める一角があり、思わず足を止めて香りの元を探しました。ふと路辺を見ると、立派なギンモクセイがいっぱいに花をつけています。

小さいけれどきれいな花を何輪か拾って、お茶に淹れてみました。
ギンモクセイのお茶
濃密な甘い香りは、高山茶の香気によく馴染みます。ほんの一厘を浮かべただけでも、品のよい甘味が茶液にも浸透し、ギンモクセイの香りは体内にまで広がっていきます。

初夏のジャスミン、10月のキンモクセイ。そして11月のギンモクセイ。
野の花々は、お茶淹れに文字通り花を添えてくれます。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | trackbacks (0)2009.11.15 Sunday

TRACKBACK URI
http://blog.gclef.co.jp/chanomi/sb.cgi/688
TRACKBACK