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霧が峰とニルギリ先日、霧が峰に行ってまいりました。標高1600-1950mの高原に、なだらかな山が連なり、草原の中に時折見受けられる木々の一群。そして清涼な空気。どこかに似ていると思って歩いていたのですが、そのどこかとはなんとニルギリ、コーラクンダー農園でした。 下の写真は茶畑を入れて撮ったので、いまひとつそのニュアンスが伝わりきらないかもしれませんが、向こう側の斜面とその奥の遠景から、なんとなく雰囲気を汲み取っていただければ幸甚です。 ニルギリの高地の中で、群を抜く高峰をカバーするコーラクンダ−農園は、もともとすべて草原と林であったところ、その木々は全てそのまま残し、草原のうち特に冷え込む谷底の部分を残したほかに茶樹を植えた農園で、私が訪れた2月は、まさに秋の霧が峰そっくりでありました。 コーラクンダーのあたりは、冬はやはりマイナス6度まで冷え込むということですが、高気圧の影響で雪が降ることはありません。その代わり、厳しい寒さにより、霜が下ります。霧が峰はマイナス15度を下回ることもあると思うので、さすがにそこでお茶をつくることはできませんが、いかに清涼で清浄な環境でお茶作りが行なわれているかということは、ご理解いただけるかと思います。 さて、そのコーラクンダー農園の"Winter Speciality"。先週からセールになりましたが、その爽やかな香気は全く衰えることありません。これを機会に、ぜひお試しいただければと思います。 お店からのご案内 > 紅茶 | - | trackbacks (0)2009.10.26 Monday |