キンモクセイの季節

街角を歩いているとどこかしらから香る甘い香り。そこには、鮮やかなオレンジ色の小さな小花を咲かせる木があるはずです。そう、キンモクセイです。

昔からキンモクセイとお茶の相性はよく知られ、さまざまなお茶にあしらって楽しまれてきました。ジークレフでも桂花緑茶は人気の高い一品です。

しかし、秋のこの季節は、ぜひキンモクセイの小花を摘んで、お気に入りのお茶といっしょに蒸らし、フレッシュのキンモクセイのお茶を楽しんでいただきたいと思います。ヌワラエリヤやディンブラのような軽めの紅茶とあわせてもよし、緑茶や烏龍茶にあしらうのも、逆にプーアル茶のようなしっかりとしたお茶とあわせてもその香りを楽しむことが出来るでしょう。

キンモクセイとヌワラエリヤ

写真はヌワラエリヤ。ほんの7輪ほどの小花をあしらうだけで、ほんのりと甘い香りが漂います。

器の中に、移ろいゆく季節を愛でる楽しみ。キンモクセイのほかにも、ジャスミン、バラなど、その時期ならではの花をお茶にあわせて楽しむのも、また違った風情があってよいのではないでしょうか。

お茶を知る > 淹れ方・楽しみ方 | - | trackbacks (0)2007.10.14 Sunday

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