まだまだテイスティング中

ジークレフでは、まだダージリンファーストフラッシュを探しています。ディンブラも粘り、ヌワラエリヤも粘り、この二月ぐらいずっとテイスティングのし通しです。もはや、性懲りもなくというような形容詞をつけてもよい情況かもしれません。
しかし、まだ諦める時期ではありません。昨年のセカンドフラッシュ期のように、三週間近く雨に降られてメインのシーズンを棒に振っておきながら七月近くになって香りのよいものが出てきたように、ファーストフラッシュでもレイトファーストの時期になって風味のよくなることもあるかも知れません。

また収穫が遅く、量が取れてない農園であれば、これからよくなる可能性もあるかも知れません。数年前の話ですが、サングマやマーガレッツホープ、プッタボンなどで、DJ-70近くになって素晴らしい紅茶が採れたこともありました。

DJ-70というと、グームティやチャモンのような小さな農園であれば、セカンドフラッシュの後半になるDJナンバーですが、上記のような広い農園ではファーストに属することもあるのです。

可能性があれば、それを追求するしかありません。そして、それはけっこう楽しいことでもあります。正直これだけ厳しいシーズンを迎えるのも久しぶりですが、これもひとつのチャレンジだと思って頑張ろうと思います。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2007.04.07 Saturday

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