ニルギリシーズナル到着

成田空港での通関手続きを終えて、ようやく今日今年のニルギリが届きました。さっそく開けてテイスティング。(写真は撮りそびれました。すみません…。)

2種類同時に入庫したのですが、どちらもまだ風味が落ち着いていないようですね。今週末の発売は無理そうです。
「風味が落ち着いていない」というときに、いろいろなケースがありえますが、紅茶で空輸した場合、まずたいていは気圧の変化による味、香りの一時的な落込みが考えられます。こういう場合は一週間もすれば完璧に元に戻ります。

ちょっと前にも同じ事を書いたかも知れないのですが、地ビール好きの間で有名な両国の「ポパイ」のご主人によると、ビールやワインなどでも同じ現象が起こるそうです。ビールだと、空輸だけでなく、高原で醸造したものを低地に運んですぐ樽を開ける場合でもやはり味も香りも落ち込むことがあるのだとか。液体であるお酒と固体である茶葉で、同じ現象が起こるというのは不思議なのですが、よくあることではあるのです。

そんなわけで、ニルギリの発売は来週半ばぐらいになりそうです。恐れ入りますが、もう少しだけお待ちください。

産地の息吹 > ニルギリ | - | trackbacks (0)2007.03.31 Saturday

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