ダージリンオータムナル収穫状況

今年のダージリン秋摘みの収穫も、いよいよ大詰めに近づいてきました。
今年は、少量ながらとてもよいものが収穫された、と言っていいと思います。どこでも良質なお茶が入手できるというほど、本当によい紅茶がたくさん流通することにはならなそうですが、意識の高いバイヤーであれば、素晴らしい出来の秋摘みを抑えることができる状況であるような気がします。
その意味、豊作とはいえないまでも、ダージリン好きの皆さんがお楽しみいただける状況は揃っているといってよいと思います。

具体的な農園名については、挙げづらいところもあるのですが、思いつくままに列挙してみましょう。

中国種:プッシンビン農園・チャモン農園・ジュンパナ農園・サングマ農園・セリンボン農園など
クローナル:ゴパルダーラ農園・タルボ農園など

本当においしいと思えるものを作った農園と、これならおいしいかなという紅茶を何ロットも連発した農園がごっちゃになってますが、印象に残った農園ということで。

なお、タルボ農園のティピークローナルは、今年は大幅に収穫量が増えるそうなので、ファンの方はどこかで入手できることでしょう。DJ-635などは十分おいしかったのですが、ジークレフは今年でなければ出会えないような迫力のあるお茶を狙いに行きましたので、タルボ農園のティピークローナルは見送りました。ジュンパナ農園の中国種も、私の好みではあるのですが、同じ理由で回避しました。

逆に言えば、これらを見送ってでも入荷したいお茶があったということです。
年末にはご紹介できるように段取りを組んでいます。お楽しみに。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2006.11.27 Monday

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