香りと光沢

2006-5E マーガレッツ1

ここ数日の雨のあと、東京では空気がずいぶん澄んできた感があります。そして、それと同時に、水も澄んできました。

水質が良くなってくると、お茶は敏感に反応します。そして中でも、ダージリンは時々刻々と変わる水中の鉱物に生き物のように反応します。そんなわけで昨日ぐらいから、夏摘みのダージリンがひときわ美しい風味を醸すようになって来ました。

写真はマーガレッツホープ農園のマスカテルデライト。
このお茶の輝きがお分かりになるでしょうか?艶のある明るい水色(すいしょく)は、このお茶の香り成分の豊富さを視覚的に示してくれます。

スケールの大きなこのお茶も、これから秋の深まりとともに豊かな香りを湛えるようになってくれることでしょう。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2006.09.16 Saturday

TRACKBACK URI
http://blog.gclef.co.jp/chanomi/sb.cgi/454
TRACKBACK