秋が深まるにつれ、ジークレフでは…

秋が深まるにつれ、ジークレフではプーアル茶が人気を見せています。プーアル茶の風味は、雨上がりの土の香りとか、楠の香り(ヒノキでもけっこう近いです)に喩えられるお茶で、厳密に言うと緑茶を固めて長期間熟成させた生茶と、製造にかかる期間は短いですが香港や広東省で人気の熟茶とに分類されます。

ジークレフでは数年前より生茶を中心に自家で熟成をさせていますが、そろそろ初期入荷のロットは完売のものも出始めました。すでに買い付けてはいるもののまだ店頭で発売を開始していない秘蔵のお茶もあります。

できればこの秋、SARSが流行する前にでも、新たに買いつけに行こうと計画しています。

大葉種のもの、小葉種のもの、何年もの熟成を重ねたもの、産地や素材にこだわった希少な野生茶など、プーアル茶には他をもって代えがたい魅力的な世界が広がっているのです。こればかりは、実際に買い付けてみないとどんなものが入手できるのかわかりませんが、詳細は旅先からでもお伝えしたいと思います。

産地の息吹 > 中国・台湾 | - | -2004.09.25 Saturday