ダージリンオータムナルの作柄について

ダージリンオータムナルの買い付けがようやく終了しました。今期もいろいろと苦労させられましたが、結果的には非常に満足の行く買い付けができ、ほっとしています。

今シーズンの作柄は、一言では言いづらいものがありました。まずファーストフラッシュの遅れがここでも尾を引き、オータムナルの収穫量自体はかなり少なめとなりました。芽が伸びるのが遅れても、秋が深まるのが遅れるわけではなく、それが収穫減に繋がった模様です。

品質については、まちまちでした。思わしくないクオリティのままシーズンを終了してしまった農園は、少なくありません。ただしその一方で、驚くほどよいお茶を作り上げた農園もあります。

我々のような専門店から見ると、いくつか素晴らしいお茶が出来さえすれば、納得のいく買い付けは出来てしまうので、最終的にお客様のお手元に届くお茶のクオリティとしては上々ということができます。しかし産地としては、生育の遅れに泣かされたシーズンといわざるを得ないことでしょう。

まだ買い付けたお茶は現地にありますので、発売開始は12月下旬近くになろうかと思います。今しばらく、お待ちください。

産地の息吹 > ダージリン | - | trackbacks (0)2009.12.03 Thursday

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