今日も春の紅茶のテイスティング。…

今日も春の紅茶のテイスティング。ここのところ連日、産地から紅茶のサンプルが届いています。

ダージリンファーストフラッシュは、今日テイスティングしたものが今まででは一番よいように思いました。昨日ご紹介したグームティ、リシーハット、プッタボンのほか、シンブリ農園のクローナルも良い出来のようです。オカイティも産地では良いといっているのですが、今手元にあるサンプルは、東京の水ではいまひとつですね。

ジークレフについては、どうにも決め手にかけるということもあり、現状ではまだ入荷を決定していません。おいしいものがないわけではないんですが、全体的に線が細い印象が拭えないのです。一方で、相変わらず欧州での旺盛な需要を反映して、信じられないような高値がついているのも事実です。

この産地については、じっくり腰をすえて、粘り強く良いものを探していこうと思います。

スリランカの旬の紅茶も、実はまだ買い付けが決まっていません。こちらもより良いものを探して、粘りに粘っている状況です。この分だと入荷は五月までずれ込んでしまいそうですね。

いちおう付言しておくと、別に買い付けに出遅れたわけではなく、産地ごとののピーククオリティをきちんと見極めた結果、この時期までずれ込んでいるということですので、そこらへんはご安心ください。

産地の息吹 > ダージリン | - | -2005.03.22 Tuesday